第123~124回判例研究会

月1回の判例研究会の第123回は、2022年10月28日開催され、判例時報2519~2522号から4判例が報告された。交通事故の物損賠償請求権の消滅時効に関する最判令和3年11月2日、債務の存在を争いつつ行った弁済の受領の催告を有効な弁済提供とした東京地判令和3年8月30日、音楽教室における教師と生徒のJASRAC管理楽曲の演奏が著作権侵害性に関する知財高判令和3年3月18日、親族間の土地使用貸借の終了に関する東京地裁令和2年1月16日が取り上げられ、議論した。

第124回は、2022年11月29日開催され、小規模事業者に対する無料求人広告トラブルに関するeラーニングを受講した。参加者の多くがこの種事案の取扱経験があり、検討を深めた。